2006年1月  竹之内 淳志 じねん舞踏ワークショップ in Paris
                                                         Photo by Globe JINEN

・今回のスタージュは公演を作る実践的な内容である。2005年夏アビニヨンフェスティバルで行った陰陽舞踏行列
で行った内容を、2週間のワークショップで更に深め確かなものにし、一歩進め舞台作品化するワークショップである。
・舞踏ワークショップ経験者向けの内容である。2週間で公演を創作。ワークショップ期間終了後、基本的に全員参加で
3日間のリハーサル、1/19−20公演という、短期間集中型の公演創作のワークショップである。

2006年1月4,5,6,7,9,10,11,12,13,14 日(10日間)
時間:13:00-18:00  計50時間
定員:20名   
          
公演リハーサル1月16,17,18日13:00-20:00 公演1月19(木),20(金)リハーサル13:00-18:00/公演20:30より
公演はワークショップ参加者を2グループに分けて行います。
*16-20日の参加費は必要ありませんが、公演出演料もありません。
ワークショップのテーマは陰陽である、昼と夜、生と死の大きな自然‐じねん‐のサイクルの中で生きる様々な
生命を踊ることである。に今回のワークショップでフォーカスする事は、社会から外され押しやられてきた生命。
身体や心を病み、狂った生命。この様々な生命を、深く抱きしめその生命に成り踊る。そしてその生命を踊る
事を通して、自らの内にある暗部にも出会い、暗部と言う概念から解き放ち、それを隠さぬ真の生命の発露と
捉え、それを光にするまで唯々踊る。どの様な身体や精神の状態で舞踏に向き合い、あなたの内に眠る動きを
如何に技術化するかを、公演を創作していく中でアドバイスをする。                 竹之内 淳志


参加資格:基本的に舞踏ワークショップを既に体験してきた人。ワークショップは基本的に10日間全て出席
できるメンバーで進められる、定員は20人。

衣装:あなたが成ってみようとする生命に合うと思われる衣装、かぶり物、靴等、を持ってくる。
陰陽のように西洋と東洋、古典と現代、様々なタイプの両極の人がいて構わないので、迷わず自分の思う衣装、
扮装を持ってくる事、ドレスや派手な扮装、奇抜なものも可、ハダカも可ただし舞踏用パンツ、ふんどし等着用の
事。当方では日本の着物10着程度、白塗り等用意しています。
*屋外でのワークも行う予定であるので、あなたの衣装に合う丈夫で踊れる靴持参の事。

【具体的にスペクタクルを創作していく過程の中で、下記の様な内容に触れていく。】
1.あなたの『内からの動き』を様々な環境に置かれた体、様々な状態になる体を通して見出す。
様々な体の位置〔寝る(うつ伏せ あお向け 寝返り)・座る・立つ(高い 低い)・転がる〕
様々な状況状態に置かれた歩行〔関節・重心・灰柱・生・死・風・水・火・石・樹・氷上・泥・骨〕
様々な植物や動物などの生命〔種・発芽・草・樹・花・胎動・アメーバー・カニ・タコ・魚・爬虫類・
両生類・小鳥・鷹・虎・牛・馬・龍・怪物〕
様々な環境に置かれた生命〔森林・川・海・川海岸・山・岩・砂漠・廃虚・遺跡・家の中・都市空間〕
様々な人〔胎児・赤ん坊・幼児・青年(男女)・大人(男女 中性)・老人〕
様々な病〔体の障碍(目 会話 耳 手 足 胸 腰)・精神の障碍(躁 鬱 精神分裂)・
飢え・高熱・痛みと治癒〕
様々な感情〔喜び・悲しみ・苦しみ・怒り・個人的感情・普遍的感情〕
2.『内からの動き』から生まれる舞踏ソロ、群舞の創作。
ソロの創作〔自己の『内からの動き』をソロの舞踏に組み立てる具体的な創作や即興〕
群舞〔参加者其々『内からの動き』を具体的に組み上げ群舞を創作。又即興を通して創作。〕

<宿泊情報>
現地での宿泊情報多少準備しております。下記のホームページに情報を記載予定です。
予約は各自。

<予約&問い合わせ先>
Espace Culturel Bertin Poiree
Association Culturelle Franco-Japonaise de TENRI
8-12, rue Bertin Poiree 75001 Paris
Tel +33(0)1 4476 0606 / Fax +33(0)1 4476 0613
E-mail: info@tenri-paris.com
日本語 tel及びe-mailとも可能
Website : www.tenri-paris.com

<竹之内淳志ウェブサイト>
http://omnisound.jp/Jinenco/

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竹之内 淳志じねん舞踏 群舞スペクタクル
     『BUTOH-BYOU 舞踏病』
2006年1月19日(木)20日(金) 開演20:30
at ESPACE CULTUREL BERTIN POIREE / Paris

                                                          photo by Globe JINEN
構成・演出・振り付け 竹之内 淳志
ダンサー:竹之内 淳志 プラス7−8名
音楽:Hiroko Komiya (パーカッション・竹・石・鈴・貝・木の実・ドラム・ヴォイス)
舞踏BUTOHとは古語の意味で風の様に舞い、大地を踏む事。病BYOUとは病気の事。
舞踏病とは実際にある病で、死ぬまで踊り続け止めることが出来ない病の事である。
死を目前にして、最後の命を生きる踊りは、全て舞踏病であると私は感じる。
公演『舞踏病』は、死を目前にして暗部に押しやられた生命。捨てられた子どもや老人,戦場で傷つき唯祈る人,自由を叫ぶ革命の人,殺戮と麻薬で狂った兵士,強制移住の先住民の死の行進,身体や心を病んだ隔離された人,愛し捨てられる娼婦や男娼,病んだ役者や乞食,火炎弾や環境破壊で、消え焼かれゆく生物や森やその精霊、消えて行く海の神や山の神、そして太古の踊り。
この様な生命や精霊、同時に自の内にも有る暗部を、隠さぬ真の生命の発露と捉え、暗部という概念から解き放ち、それを光にするまで、唯々踊り続ける、押しやられてきた生命達への鎮魂歌である。
又、自身を含めた、全ての生命の明と暗、陰と陽その両極を深く抱きしめ、全ての生命を踊る、闇を光に変えていく肉体と精神の踊る革命である。
竹之内 淳志

<宿泊情報>
現地での宿泊情報多少準備しておりますので問い合わせ下さい。予約は各自。

<予約&問い合わせ先>
Espace Culturel Bertin Poiree
Association Culturelle Franco-Japonaise de TENRI
8-12, rue Bertin Poiree 75001 Paris
Metro : Chatelet or Pont-Neuf
Tel +33(0)1 4476 0606 / Fax +33(0)1 4476 0613
E-mail: info@tenri-paris.com
日本語 tel及びe-mailとも可能
Website : www.tenri-paris.com
<竹之内淳志ウェブサイト>
http://omnisound.jp/Jinenco/